2026.7.2 新宿駅で行われた共産党の街頭演説と路哲グルーヴ

 ――東口で共産党の街頭演説が行われました。
 今の政治は、大阪で維新の会がしたことの全国版だ。

 ――完全なる独裁!

 独裁なら十年でも二十年でもやらせたらいい。
 強い自民党代議士と弱い自民党代議士の差が激しくなり、利権にむしゃぶりつきたい連中がダレセンセイを担げばいいか、西へ東へ奔走するだろう。――日本中の会社役員や経団連系男子が内ゲバみたくなるのではないか? そういう「裏」とか「黒」みたいなのが真の政治だと、そろそろ間抜けな有権者に配られる。デモを「ごっこ遊び」と宣う議員もいたし。

 十七年前に歌手の倖田來未さんが、「三十五歳を過ぎると羊水が腐る」と問題発言をして茶の間から一時的に消えた後、しばらくの間はアンチ発言がメディアで取り上げられていました。その際、当時の倖田來未さんは「お前らは二億円稼げるのか(月収)」と言い返していましたね。倖田來未さんへ、私は別にバッシングをしたいわけでも、逆に擁護をしたいわけでもないのですが、――政治家がその論調だと非常に困るなと思うのです。

 十年、二十年と独裁なんてやられたら平民・市民には手遅れだから、今、噴火口のように苛烈に行動をしている――。

 ――東南口では路哲の皆さんが元気そうでした。
 私はニ十分くらい現場にいましたけれど、外国の人が通りかかっては、トランプの踏み絵を踏みつけていました。外国人とのタッチポイントをつくるのは非常によいことです。

 人権なんて当たり前の話だから、「私は人権活動家です」というのも不思議な話です。
 なんで名乗ったり、見せつけたりする必要があるのか――?
 それは当たり前の権利が、実際は当たり前でないから。
 ここで「当たり前でないのならば、当たり前ではないのではないか」と言われたら、「権力の犬!」とか、そんな台詞回しで罵倒しないといけない。人権活動家は塵一つ落としちゃいけないなんて、誰が言い出したんだろうな? そんな行儀の良い真似をしていられるかという話です。

 市街地に出没した熊に麻酔銃を撃たないのは、麻酔を打てる獣医師で、かつ猟銃を撃てる猟師というひとがほとんどいないからだと言われています。

 チュニジアのアミナ・タイラー(Amina Tyler)さんという女性人権活動家は、十三年前にトップレスの写真をインターネットで公開して話題を呼びました。この行動に対し、国内では強い非難や殺害予告、宗教指導者による厳しい処罰要求まで起こりました。その一方でUN Women(国連女性機関)をはじめ国連関係機関は、女性が暴力や脅迫を受けずに自己表現できる権利や、性暴力被害者・女性の人権を守る立場から継続的に支援・発信を行っています。

 しかし、自身が性暴力被害者で、かつ事件後に人権活動というカテゴリでトップレスの写真を公開したという女性は世界でまだ一人としていません。この事実だけでも、アミナ・タイラーさんのような活動家の存在意義は計り知れないのです。これは決して冗談ではなく、――たとえば在日コリアンの差別体験者で、かつ抗議者という人もそこまで多くありません。当事者が戦うというのは、非常に勇敢なことですが、「代打、俺」の精神は人権活動と切っても切れない関係にあり、「そんなふざけた行いをしていたら当事者がどんな目に遭うのか?」という疑問は、非当事者が言えば加害者の味方なのです。

 ――怒りの代弁者!

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