日本経済は戦後、成長を続け、1960年代や70年代は高度経済成長と呼ばれる。80年代後半にはバブル経済を経験した。その後は長いデフレと不況に悩まされるようになり、思うような成長ができなくなっている。しかしこれが、もう十分に豊かになったことの表れでもあると私は考える。かつてのような急成長を無理に望むよりも健康で自分らしく働くことが良いとされ、価値観も徐々にではあるが変わり始めていると感じる。以前は、社会集団で周りと同じでないといけない、平均的な人が重宝されるといった固定観念があるようだった、しかし個性を発揮する人が求められる世の中になってきていると思う。子どものなりたい職業ランキングにも登場するユーチューバーは、自分の趣味や強みをお金に変換している人たちとも言えるだろう。日本社会が今後も健全に成長してゆく秘訣には、以前の固定観念を打破して多様性を認めることにあると考える。多様な年齢、価値観の人が一緒に働ける社会になることが望ましい。

